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海外ETF

大まかに言えば、海外ETFとは、「海外の取引所で自由に売買できるインデックスファンド」です。

ETF(イー・ティー・エフと呼びます)とは、Exchange Traded Fundの略で、日本語訳では「株価指数連動型上場投資信託」と呼ばれています。
少し長くて呼びづらいですが、日本語のほうが、特徴を端的に表しているので、イメージが湧きやすいでしょう。
「投資信託」、「上場」、そして「指数連動型」がキーワードです。

最初のキーワードの「投資信託」とは、多くの投資家から募ったお金をひとつにまとめて、大きな資金にすることで、小口資金ではできないような投資が可能になる金融商品です。
ETFも投資信託の一種であり、同様に自分の余裕資金の範囲内で効率的な資金運用が可能です。

2番目のキーワードの「上場」とは、ETFが証券取引所に「上場」しているところにあります。
上場しているということは、株式と同じように取引所が開いている間に、相場を見ながら自分の好きなタイミングで売買ができるということです。

では、ETFと投資信託の違いは何でしょうか。
通常の投資信託の場合は、終値を基にして算出された基準価額でしか売買ができませんから、ETFの方が投資家にとってより使い勝手が良いといえるでしょう。

国内の証券取引所に上場しているETFを「国内ETF(内国ETF)」と呼ぶのに対して、海外の証券取引所に上場するETFを「海外ETF(外国ETF)」と呼びます。
国内ETFは円建てですが、海外ETFは外貨建てです。

3番目のキーワードの「指数連動型」とは、ETFが株価指数などの各種指数に連動することを目的に運用されているということです。
例えば、アメリカでは、ダウ工業株30種平均やナスダック総合指数などが代表的な株価指数ですが、これらの株価指数と同じような値動きをするように運用されます。

●海外ETFの魅力
・海外の証券取引所に上場している。
・株価指数に連動しているため値動きや損益の判断が簡単。
・一般の投資信託に比べて保有コスト(信託報酬)が安い。
・リスクを分散する効果がある。
・初めての外国株式投資に適している。

●海外ETFのリスク
海外ETFは、値動きのある外貨建て資産に投資します。
したがって、組み入れている銘柄の価格変動を受けてETFの純資産価値(NAV)も変動します。
また、市場で取引されるETFの価格も、需給の影響を受けて株価のように時々刻々と変化します。

海外ETFは、預貯金とは異なり、相場状況が悪化すると、投資元本を割り込み、損失が生じる可能性があります。

海外ETF投資に伴うリスクについては、ポートフォリオに組み入れる個々の有価証券に起因するリスクとETF固有の要因によるリスクに大別しておくと、理解しやすいでしょう。

・価格変動リスク
・信用リスク
・流動性リスク
・金利リスク
・為替変動リスク
・上場廃止リスク
・連動性が損なわれるリスク

投資効率が高く、しかも透明性が高い、海外ETFは投資商品として、確かに魅力的ではありますが、やはり、各種のリスクを検討する必要があります。

価格変動リスク、信用リスク、流動性リスク、為替変動リスク、基準価格との乖離リスクといったリスクの勉強も必要でしょう。
外国株式の配当落ちと同様に、収益分配金落ちがあったり、基準価格が修正され事もあります。